コンテンツ消費人間
趣味は読書・ネットサーフィン、なにも目新しいもの生み出してないじゃん。
コンテンツを消費してばっか。
Youtubeで実況を見て、テレビでお笑い番組を見て、Netflixで映画見て、2chでネットサーフィンして、寝る前に小説を読んでいたら一日が終わって、さあ次の日だ。
365日、何の変哲もなく進む。
しかも、動画系はすべて2倍速以上で再生してるのだから、ゲテモノ視聴もいいとこ、消費って言葉がふさわしい。
家畜が檻の中で餌を与えられているのと同じようなものだよな。
システムで作られた檻の中で飼育員から提供された情報というジャンクフードを食べている豚。
生きるためにぼんやりと働いているだけで、テメーである必要はなく、いくらでも代わりがきくような作業。
何の価値も生み出していないし、ただただ生きているだけの凡夫だ。
資源を無駄に使っていることに罪悪感すら感じる。
これでずっと生きていくのカナ。
おいしいものや面白いもの、話題になったものに群がる。
たまに温泉に行ったり、旅行にいったりしてリフレッシュした気分になる。
楽しい気分になるんだけど、ガキのときほど楽しくない。
物理的なものから得られる感動がどんどん薄れていく。
得るばかりじゃなくて、作ることもしないとダメなんだろうけど、その両輪がうまく噛み合ってない。
ゾンビって感じだよなー。
「凡夫で生きるなら死んだ方がましだ」
3年くらい前に兄が言っていた言葉、ウーン、刺さるなぁ。
なんだろうな、心の底の底から物事に没頭できないんだよな。
はじめは「あー楽しい!」だったのが徐々に義務感でやってる感じが強くなってしまう、「やらなきゃなぁ」に変わってる。
成長できない自分に飽きるんだ。
ゲームをやってたときは1日中をずーっとプレイできたのに。
ゲームをやめてからはなにも熱中していない。
無気力でただ本を読んで映画みて動画みてぷらぷらしているだけ。
消費したものにさしたる思い入れはなく、すぐに次のコンテンツへ。
あーだこーだと感想を残すこともたまにはあるが多くはポイッと。
使い捨てカイロのようにばんばんコンテンツを消費していく。
コンテンツ消費人間。
これでいいのカナ。
あ、Netflixでドラマの続きでてるから見よっと。